
まずは奥熊野の秘境、行ける人しか行けないとも言われる、玉置神社さまへ。
メリッサが日本に来るという話になった時、まずは日本の森を見せてあげたいと思いました。
私は何かをしようと思うとヴィジョンが見えるタイプです。どこへ行くのがいいかな、と想いを巡らせた時に、私のガイダンス(自然界の精霊)から見せられたのが、霧に包まれた神秘的な場所、玉置神社でした。
いいけど、遠いぞ~!どうやって行こうか。。と悩み、他のプランも考えましたが、ご縁が繋がってバス会社を教えて頂き、エリア外のようでしたが快く引き受けてくださって、無事に行くことが出来ました。
吉野大峯ケーブル自動車株式会社さま、お世話になりありがとうございました。
奥熊野の玉置神社さまへ

参道へたどり着くまでの道は、生物多様性を感じることの出来る植物に囲まれています。
南アフリカにもたくさんの植物がありますが、どちらかというと単調で、13種類の樹木で構成されるプラットボスの森が珍しいくらい。
メリッサは生物多様性に感激していたようです。
杉、ヒノキ、朴の木など日本固有の樹木から、ヒカゲノカズラなどの神聖な植物とされるものも。この辺りにしかないものもあり、植物が好きな人にはたまらない道。
植物観察を目的に来てもいいくらい。何時間でもいてしまいそうです(笑)
この辺りが地元の友人も
「地元贔屓かもしれないけど玉置神社さんは特別」と言うし
確かに行けない方は、直前に病気になったり、何かとトラブルが起きたりしてたどり着けなかった、というお話もありますが
お世話になったゲストハウス三奇楼の管理人さんは、この前日に
「ドライブに行ってきました~」と言われてたので、今度は植物観察と玉石社へ行く目的に、気軽にのんびりドライブ気分で行きたいな。
国つ神と天つ神、新旧のエネルギーが交わるところ
私が玉置神社さんのヴィジョンを見せられた時、他にも何か意味があるように感じました。
ひとつは熊本の地震の起きた頃だったので、地を鎮めるためにも訪れた方がいいということ。
もう一つは、新旧のエネルギーが交わるところへ行くことでした。
集合場所は橿原神宮前だったのですが、橿原神宮は今の日本の初代天皇が即位した場所。
神武天皇は高千穂から、熊野灘・紀伊山地を抜け、吉野に入り、大和を平定して橿原で即位したと言われます。
(かなりざっくりな記述ですが。。詳しく知りたい方は日本書紀でも読んでね)
そこから熊野へ行き、吉野へ、最後は熊野街道と伊勢街道が交わる大師山寺さんへ、という行程だったので
自然と調和して生きていた、古代の日本への道へを遡っていくような
古い時代のエネルギーを取り込んで、今の時代と、縦糸・横糸として織り交ぜていくためのような
そして、北半球と南半球を同じように結んでいくような、そんな目に見えない旅の目的があると感じていました。
私がプラットボスのペンダントに組紐をセットしているのを見て、これは素敵!とメリッサも気に入って
日本と南アフリカのものを使ったコラボ商品を作る計画をしています。
こうして目に見えないものが、目に見えるものへと変わっていくのは楽しいです。
皆さんにとっては、どんな旅になったでしょうか。またお話し出来る機会を作りたいなと思っています。

台風が接近している中、時々小雨程度のお天気で、私のヴィジョン通りの霧に包まれた玉置神社の境内に出会えたのは嬉しいことでした。
晴れ渡っているより霧に包まれている方が玉置神社らしい姿だよ、と
大師山寺のご住職も言ってくださって、段取りはいろいろ大変だったけど、合ってたんだな~良かった。
樹齢3000年のご神木の姿や、空気感でメリッサにもここが特別な場所だと分かったと言っていました。
その後は天河大弁財天さんへちょっと寄って、ゲストハウス三奇楼さんで美味しいお食事をいただきました。
お夕飯の仕出しは「なかたに」さんにお願いして頂きました。
朝一番で大阪の市場まで仕入れに行って下さったそうです。
ありがとうございました!
2日目へ続く。
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