私個人としては「フェアトレード」という考え方や、そういった試みをされている方は、もう10年以上前から知っているのですが
案外、一般にはまだまだ認知されていないのだな、と感じることが多いです。
皆さんは「フェアトレード」ってご存知でしょうか。

フェアトレード・ジャパンさんのホームページより抜粋させて頂きました。
「フェアトレード」、直訳すれば「公平な貿易」。現在のグローバルな国際貿易の仕組みは、経済的にも社会的にも弱い立場の開発途上国の人々にとって、時に「アンフェア」で貧困を拡大させるものだという問題意識から、南北の経済格差を解消する「オルタナティブトレード:もう一つの貿易の形」としてフェアトレード運動が始まりました。
フェアトレードとは、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指ざす「貿易のしくみ」を いいます。
(以上、抜粋終わり)
フェアトレードなど、皆が正当な利益を得る必要性や
オーガニックと謳いながらも、陰では非常に低い賃金や子供などが不当に労働させられていることは、未だにあまり知られていません。
安い価格で何かを得る人がいて、誰かが働いても働いても火の車
というような状況は、世の中にたくさんあると思います。
世の中には「いいものを、なるべく多くの人に知ってもらいたい」
「それもなるべく良心的価格で!」、と設定して
後で大変な想いをしている方がいるのを実際に知っています。

それでいいのかな、ということを、この機会に提言できたらと思います。
自分さえ良ければいい、という考え方が基になって貧富の差が大きくなったり、犠牲になっている人がいるのが現状です。
私も、アフリカンツリーエッセンスの価格を変更せざるを得なくなったとき、色々なご意見を頂き、超手前味噌?なタイミングとなってしまいましたが
プラットボスという森の意識が伝えたい「愛」
お互いを思いやり、周りに関心を向けること
を、こんなことから少し考えて頂く機会となればと思います。
また南アフリカからの輸送には、非常にコストがかかり、ヨーロッパなどからの倍近くかかっていることや
メリッサも私も、必要最低限の価格変更であることも重ねてご理解いただければ幸いです。
http://ancientforest.jp/blog20160119/