
秋の風物詩と言えば「十五夜お月さん」ですよね。
でも今夜は「十三夜の月」って、ご存知ですか?
(月齢は12です)
最近は旧暦のカレンダーも流行っているので、ご存知の方も多いかと思いますが
10年くらい前?まん丸お月さまだけでなく
ちょっと手前の十三夜の月も昔の人は愛でたんですよ~、と教えて頂いて
「へぇ~昔の人はさすが風流だねぇ」
と思ったのです。
が、、、
自然農を体験してみて想う、満ちゆくお月さまへの期待度
昨年から念願かなって、自然農法田んぼ塾に通って古代米を育てているのですが
古代米って、これからが収穫時期なんです。
市場には既に新米が出回り始める頃ですが
今頃、稲刈りをして
はざかけ(干すこと)・脱穀を経て
口に入るのは、まだ約1月後。
古代米は背が高いので、風の影響も受けやすい。
台風が落ち着いて、稲が無事で実がしっかり付いているか。。。
そんなことを今か、今かと、お月さまが満ちゆくのと見比べながら待っていたのが
「十三夜の月」
なんじゃないかな、って古代米を育ててみて思えて来ました。
恵みを与えてくれるお月さまに期待度満点!
なんだな~って(^^)
ところで。。

田んぼ塾に参加しているのは
「これからの時代、自分が食べるものは自分で作れなきゃ」
という気持ちが発端です。
小さな区画ですが、自分に与えられた田んぼや畑を自然農法でやってみて
改めて。。。
植物の中、森の中、海の中などへ、どっぷりつかる
自然を知るには、こういう体験が一番!
だと思いますし、食の有難さも痛感します。
先生のご指導の下、土地を自然農に戻していくために色々なことをやってみているのですが
今年は2年目で、昨年の倍以上の収穫が見込めそうです♪
それは、田畑としてより良く作物を育てるために、ふかふかの田んぼになるよう雑草を使ったり
水を入れるタイミングを変えてみたり。。
という、工夫の繰り返しの成果。
(先生のご指導の賜物!)
そしてこれは。。。
農業だけでなく、どんなお仕事でも、プライベートでも同じですね。
常にトライ&エラーを繰り返し、検証して、より良くなれるように改善していくこと
(それも、まぁ、気軽にいろいろやってみると良いのです。失敗なんてないのですから。)
地上に生きるものたちに育む力を与えてくれる
お月さまや、太陽、母なる大地に、祈り感謝すること
そんなことが、基本になっていくわけです。
翌年の豊穣を祈願する、伝統的な祭祀『新嘗祭』が、約1月後の11月22日に執り行われます。
(今は勤労感謝の日)
これはまず、植物を育ててくれた自然や
神さまに新米を供えてから、人間もいただくことが出来るという
感謝の気持ちを表した行事。
私たちはせめて、「いただきます」「ごちそうさま」
という言葉だけでも、忘れないようにしたいものですね。
自然の恵み、フラワーエッセンスを使うときも、ただ自分の望みが叶うことを願うのじゃなくて
自然への感謝も一緒に添えたいものです。
ちなみに、十三夜や、十五夜の1か月ほど後なので「後の月」や、栗が収穫できる頃なので「栗名月」とも呼ばれます。
秋の恵みを、感謝の気持ちと一緒にいただきましょう♪